第21回日本救急看護学会学術集会

講演情報

ワークショップ

[WS2] チーム医療の成果評価 クラウド型サーベイで多職種協働風土の程度、問題を可視化する

2019年10月5日(土) 13:30 〜 14:50 第7会場 (3F 中会議室304)

司会:藤谷 克己(文京学院大学)

[WS2-1] 体感ATICS!「あなたのチームは大丈夫か?」自分のチームを診断しよう!

藤谷 克己1, 松下 博宣2, 石川 弥生3 (1.文京学院大学大学院保健医療科学研究科, 2.東京情報大学看護学部, 3.富士宮市立病院)

多職種連携協働を可視化するスケールのAITCS日本語版(ATICS-J)を活用して、現在多職種連携協働の在り方が詳細に分析されている。多職種連携協働は医療施設内のみならず地域ケアにおいても必須のアイテムとされ、いわゆる「チーム医療」として実践が推奨されている。しかし、「チーム医療が行われているか」が重要なのではなく、「チーム医療ができているか」が問われる段階にあり、その診断が望まれる。さらに医療現場での様々な課題である、患者安全や医療の質、病院経営といったことにチーム医療がどのように働いているのか、かつ「促進要因」や「阻害要因」はどこに存在するのかが明らかにされるべきである。今回我々の行っている研究においてもそれらの事が明らかになりつつある。本セッションは2部構成をとり、第1部ではミニシンポ形式で研究の1部を成果として紹介する。第2部では実際にATICS-Jをフロアの皆さんに体感してもらい、皆さんと色々なご意見・感想をシェアしたいと考える。