第23回日本救急看護学会学術集会

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ワークショップ

第23回日本救急看護学会学術集会 [指定演題] » ワークショップ

[WS2] [ワークショップ2] 救急初療看護の問題解決のための体系的アプローチを学ぼう~救急初療看護に活かすフィジカルアセスメント~

Fri. Oct 22, 2021 2:40 PM - 4:10 PM ライブ3

座長:石川 幸司(北海道科学大学保健医療学部看護学科) ファシリテーター:市村 健二(獨協医科大学病院 ICU)

2:40 PM - 4:10 PM

[WS2-01] 救急初療看護の問題解決のための体系的アプローチを学ぼう~救急初療看護に活かすフィジカルアセスメント~

セミナー 委員会1、石井 恵利佳1、○石川 幸司1、市村 健二1、田戸 朝美1、中野 英代1、吉次 育子1、○増山 純二1 (1. セミナー委員会)

Keywords:救急初療看護、フィジカルアセスメント、体系的アプローチ

初療で行われるアセスメントは、フィジカルアセスメントが重要であり、また、系統的に情報収集することにより、患者の状態を悪化させる危険性があるため、迅速的なアセスメントが求められます。初療では一次評価といわれる生理学的徴候のアセスメント、二次評価として重点的アセスメントを行います。アセスメントの目的は、呼吸不全、循環不全、脳神経障害に関連した看護問題が、顕在的であるか潜在的であるかをアセスメントし、緊急度の判断や看護問題を抽出することです。これらの看護実践について「救急初療看護の問題解決のための体系的アプローチ」として、救急初療看護コースを構築しました。

今回、日本救急看護学会セミナー委員会では、アセスメント力を高めることを目的に、「救急初療看護の問題解決のための体系的アプローチ」について解説するとともに、この体系的アプローチをもとにしたワークショップを行います。本ワークショップでは、「救急初療看護に活かすフィジカルアセスメント~e-ラーニングコース~」を再設計し、救急初療看護に必要なフィジカルアセスメントを学習します。フィジカルアセスメント、病態アセスメントの知識を活用し、救急初療特有の看護過程展開を学び、緊急度の判断や救急処置、緊急検査、治療の準備の根拠を明確にしていきます。「胸痛」事例を用いてクイズ形式で楽しく学べるように設計しています。「設問」「回答」「解説」を繰り返し、実際の看護過程の展開を疑似体験していただきます。そして、正常・異常の判断だけでなく、「なぜ異常なのか?」を考え、アセスメントを深めていきます。

コロナ禍で以前のように集合してのワークショップは開催困難となりました。しかし、リモートでも効果的に楽しく学べるよう企画しております。是非、ご参加ください。