第26回日本救急看護学会学術集会

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指定演題 » シンポジウム

[SY6] 救急医療におけるヘルシーワークプレイスの取り組み

Tue. Nov 19, 2024 10:10 AM - 11:40 AM 第1会場 (7F国際会議場)

座長:阿部 雅美(日本赤十字社和歌山医療センター)、桑村 直樹(医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院)

日本看護協会は、患者の尊厳を守り、安全で質の高い看護を持続的に提供するために、看護職自身が安全に尊厳を持って働ける健康的な職場が必要と考え、2018年に「看護職の健康と安全に配慮した労働安全衛生ガイドライン〜ヘルシーワークプレイス(健康で安全な職場)を目指して〜を公表した。人々の価値観や社会のありようの変化として、従来性的マイノリティーとされてきた人々の存在を社会的に認め、これまで表に出てこなかった当事者たちが「カミングアウト」しやすくなっているとみられ、看護職もまたその例外ではない。多様性の尊重の観点からは当然の変化ではあるが、職場環境の整備の観点からは新たな課題を提示している。ユニフォームの形状、更衣室、トイレなどの物理的な問題以外に、ケアの受け手となる患者の反応、同僚の理解などについて組織は早急な対応を迫られている。さらに、2024年に医師の働き方改革も伴い、救急医療の現場でも大きな変化がもたらされる可能性も否めない。このような変革の時代に、ヘルシーワークプレイスの実現を救急医療の現場でも求められることになるであろう。本セッションでは、救急医療の現場においてヘルシーワークプレイスの実現に向けてどのような取り組みがなされ、いかなる問題や課題を抱えているのか、そしてどのような成果をもたらしているかなどを紹介する。救急医療の現場においてヘルシーワークプレイスの実現に向けての視座を得られることを期待したい。

調整中 (11:00 AM - 11:40 AM)

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