12:00 PM - 1:30 PM
[JB9] 支援につなげる評価の視点
【企画の趣旨】読み書きの評価は音読に注目し、その「速さ」と「正確さ」に重点を置いてきた。障害の有無を知るには重要な視点だが、指導するには読み書きの習得を支える認知機能の評価と、指導に向けた結果の解釈が重要となる。本シンポジウムは支援室に相談に来た事例を紹介しながら、たとえ似た困難さでも、背景にある原因が異なった例を提示する。また、生活の中での困り感を中学・高校生以上を対象に評価をする方法を取りあげた。最後の討論では、評価の方法を知るだけでなく、その解釈の大切さ、子どもの認知発達全体を理解する「視点」について討論をする。これまでさまざまな学習教材や学習方法が提供されているが、それらを活かすため、学習支援につなげる評価の視点を整理する場を提供できれば幸いである。
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