一般社団法人 日本LD学会 第25回大会(東京)

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[JC6] 言語コミュニケーション発達のアセスメントによるニーズ適応型の指導実践

LCSA(学齢版言語コミュニケーション発達スケール)の活用

Sat. Nov 19, 2016 2:00 PM - 3:30 PM 415 (Conference Center4F)

企画者:大伴潔(東京学芸大学教育実践研究支援センター),司会者:橋本創一(東京学芸大学教育実践研究支援センター),話題提供者:大伴潔(東京学芸大学教育実践研究支援センター),話題提供者:目黒みなみ(三鷹市立南浦小学校),話題提供者:山田昭夫(足立区立千寿本町小学校),指定討論者:林安紀子(東京学芸大学教育実践研究支援センター)

2:00 PM - 3:30 PM

[JC6] 言語コミュニケーション発達のアセスメントによるニーズ適応型の指導実践

LCSA(学齢版言語コミュニケーション発達スケール)の活用

大伴潔1, 橋本創一1, 目黒みなみ2,山田昭夫3, 林安紀子1 (1.東京学芸大学教育実践研究支援センター, 2.三鷹市立南浦小学校 3.足立区立千寿本町小学校,)

【企画の趣旨】学習やコミュニケーションに困難がある児童の多くでは、言語面についても何らかの課題が認められる。その理由として、学びや人とのかかわりにおいて言語がさまざまな側面で関与していることが挙げられる。教師の教示や説明を聞いて理解し、文法に沿って適切に表現し、対人場面では丁寧表現を含めたやり取りを行うことが求められる。さらに、学習では意味的抽象度の高い語彙や慣用句の知識、音読、文章読解も期待される。支援ニーズがある児童のなかには通級による指導を利用する者も多いが、このような多面性のある言語に課題を有する児童への対応方法はまだ十分に確立しているとは言い難い。適切な指導を行うには、的確な目標設定を行うことが出発点となる。LCSA(学齢版言語・コミュニケーション発達スケール)(大伴、林、橋本ら、 2012)では10の下位検査から言語的な力をさまざまな角度から評価する。本シンポジウムでは、LCSAのプロフィールを類型化したうえで、「ことばの教室」で通級指導を受ける児童の言語面の特徴を整理し、支援ニーズをより明らかにするとともに、アセスメントに基づく「ニーズ適応型」の指導実践について話題提供を行う。アセスメントを指導につなげる過程や効果的な指導のあり方について検討する場としたい。

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