一般社団法人 日本LD学会 第25回大会(東京)

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[JE10] 書字困難へのアプローチ第二報

感覚統合を取り入れて

Sun. Nov 20, 2016 9:00 AM - 10:30 AM 411 (Conference Center4F)

企画者:岩見美香(家森クリニック),司会者:渡邊静代(家森クリニック),話題提供者:家森百合子(家森クリニック),話題提供者:森川純子(家森クリニック),話題提供者:中川瑛三(家森クリニック),指定討論者:土田玲子(日本感覚統合学会)

9:00 AM - 10:30 AM

[JE10] 書字困難へのアプローチ第二報

感覚統合を取り入れて

岩見美香1, 渡邊静代1, 家森百合子1, 森川純子1, 中川瑛三1, 土田玲子2 (1.家森クリニック, 2.日本感覚統合学会)

【企画の趣旨】家森クリニックは発達障害を対象とした小児リハビリテーション科クリニックで、理学療法や作業療法により、乳幼児期から姿勢運動発達上の問題に介入して子育て支援できる事が特色である。学齢期には学習の困難さも認めて受診する児が少なくないが、その約半数は書字の苦手さを有し、学習の基本となる姿勢や眼球運動、手指の巧緻性の問題を併せ持つことが多い。昨年我々は本学会において、漢字書字の困難さに対し、感覚統合(Sensory Integration; 以下SI)の視点を用いたアセスメントと治療介入を行い、事例報告をした。今回、その結果や考察を踏まえて、より効果的なアプローチを検証し、書字学習の負荷が増える小学2年生を対象にした。書字の困難さをもつ児童に対して、認知機能や眼球運動の評価に加えてSIの視点を用いたアセスメントと、それに応じた治療・指導を行い、事例報告する。さらに、発表では、書字困難の背景にある姿勢運動の問題についても考察を行う。

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