一般社団法人 日本LD学会 第25回大会(東京)

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[JF5] 学習場面で支援を必要とする児童への配慮・指導についてチームで検討する校内支援体制の構築

特別支援教室をアセスメントと個に応じた学習支援のための校内拠点として活用する

Sun. Nov 20, 2016 11:00 AM - 12:30 PM 415 (Conference Center4F)

企画者:岩谷由起(早稲田大学大学院),司会者:中川修一(横浜市教育委員会),話題提供者:杉山希代子(横浜市立港北小学校),話題提供者:富山友加里(横浜市立港北小学校),話題提供者:岩谷由起(早稲田大学大学院),指定討論者:高橋あつ子(早稲田大学)

11:00 AM - 12:30 PM

[JF5] 学習場面で支援を必要とする児童への配慮・指導についてチームで検討する校内支援体制の構築

特別支援教室をアセスメントと個に応じた学習支援のための校内拠点として活用する

岩谷由起1, 中川修一2, 杉山希代子3, 富山友加里3, 高橋あつ子4 (1.早稲田大学大学院, 2.横浜市教育委員会, 3.横浜市立港北小学校, 4.早稲田大学)

【企画の趣旨】横浜市においては2004年に「横浜市障害児教育プラン」をもとに特別支援教室の設置を推進してきたが、現状としては、学習面というより、行動面での不適応を起こしている児童生徒が対象になりやすい傾向がある(横浜市教育委員会,2006)。また、保護者や本人からの承諾が得られないために特別支援教室での指導が難しいという現状も報告されている。よって、個別の学習支援を行う目的での特別支援教室の運営がなかなか進んでいかなかった背景にはそのような事情が存在していたと考えられる。
 しかし、学習場面における支援を必要としている児童は約4.5パーセントの割合で通常の学級に在籍している可能性が示されている(文部科学省,2012)中で、学習支援を目的とした特別支援教室の活用を推進する動きが高まってきている。本シンポジウムでは、校内でチーム支援を行っていく上で特別支援教室を「支援する」だけの機能ではなく、個別の指導計画の作成のための「個別アセスメント」を行う機能として活用してみた場合について特別支援教育コーディネーター、担任、特別支援教室担当講師のそれぞれの立場で話題提供を行い、特別支援教室を活用したチーム支援のあり方について検討したい。

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