11:00 AM - 12:30 PM
[JF5] 学習場面で支援を必要とする児童への配慮・指導についてチームで検討する校内支援体制の構築
特別支援教室をアセスメントと個に応じた学習支援のための校内拠点として活用する
【企画の趣旨】横浜市においては2004年に「横浜市障害児教育プラン」をもとに特別支援教室の設置を推進してきたが、現状としては、学習面というより、行動面での不適応を起こしている児童生徒が対象になりやすい傾向がある(横浜市教育委員会,2006)。また、保護者や本人からの承諾が得られないために特別支援教室での指導が難しいという現状も報告されている。よって、個別の学習支援を行う目的での特別支援教室の運営がなかなか進んでいかなかった背景にはそのような事情が存在していたと考えられる。
しかし、学習場面における支援を必要としている児童は約4.5パーセントの割合で通常の学級に在籍している可能性が示されている(文部科学省,2012)中で、学習支援を目的とした特別支援教室の活用を推進する動きが高まってきている。本シンポジウムでは、校内でチーム支援を行っていく上で特別支援教室を「支援する」だけの機能ではなく、個別の指導計画の作成のための「個別アセスメント」を行う機能として活用してみた場合について特別支援教育コーディネーター、担任、特別支援教室担当講師のそれぞれの立場で話題提供を行い、特別支援教室を活用したチーム支援のあり方について検討したい。
しかし、学習場面における支援を必要としている児童は約4.5パーセントの割合で通常の学級に在籍している可能性が示されている(文部科学省,2012)中で、学習支援を目的とした特別支援教室の活用を推進する動きが高まってきている。本シンポジウムでは、校内でチーム支援を行っていく上で特別支援教室を「支援する」だけの機能ではなく、個別の指導計画の作成のための「個別アセスメント」を行う機能として活用してみた場合について特別支援教育コーディネーター、担任、特別支援教室担当講師のそれぞれの立場で話題提供を行い、特別支援教室を活用したチーム支援のあり方について検討したい。
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