一般社団法人 日本LD学会 第25回大会(東京)

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[JG5] 認知特性に合わせた学習面・生活面の取り組みについて

教員・特別支援教育支援員・親の其々の立場から

Sun. Nov 20, 2016 1:00 PM - 2:30 PM 415 (Conference Center4F)

企画者:吉田優英(ディスレクシア協会名古屋),司会者:吉田優英(ディスレクシア協会名古屋),話題提供者:渡部由美(ディスレクシア協会名古屋),話題提供者:木全祐子(ディスレクシア協会名古屋),話題提供者:渡邊志づの(ディスレクシア協会名古屋),指定討論者:宮尾益知(とんぐり発達クリニック)

1:00 PM - 2:30 PM

[JG5] 認知特性に合わせた学習面・生活面の取り組みについて

教員・特別支援教育支援員・親の其々の立場から

吉田優英1, 渡部由美1, 木全祐子1, 渡邊志づの1, 宮尾益知2 (1.ディスレクシア協会名古屋, 2.とんぐり発達クリニック)

【企画の趣旨】子どもの認知特性に焦点を当てて学習面や生活面について具体的な事例等をもとに検討している報告はそれほど多くはない。認知特性は、外界から情報を入力し、整理して記憶したり、表出したりするときの方法である。それは、視覚的な情報を処理するのが得意な「視覚優位者」、文字からの情報を処理するのが得意な「言語優位者」、聴覚的な情報を処理するのが得意な「聴覚優位者」、身体の感覚が優れている「体感覚優位者」等に分けられる。学校においても、こうした子どもの優位な認知特性を活用できるような授業の展開があり、家庭においても認知特性を活用して、子どもが分かりやすい環境があれば、障害の有無に関係なくどの子にとっても学びやすく、理解が促進されて適切な行動をとることができるようになる。通常学級において、学級担任と特別支援教育支援員は、個々の子どもの認知特性を理解して指導や支援を工夫していくことが重要である。
昨年は、算数において、認知特性の活用について指導事例を提示したが、今回は、教員と特別支援教育支援員の立場から学校での認知特性の活用事例と、家庭での学習面、生活面での認知特性の活用事例について、本人及び保護者の了解を得て発表をする。その後、この認知特性の枠組みを構築された小児神経科医にご教示をいただいた後、認知特性の活用事例について協議をする。

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