一般社団法人 日本LD学会 第25回大会(東京)

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[KA4] 特別支援教室における個別指導と学級・学校全体の取り組みの実際

個別の取り組みと全体の取り組みを推進する拠点の役割

2016年11月19日(土) 10:00 〜 11:30 311+312 (会議センター3階)

○本谷あゆみ(東京都北区立柳田小学校),梅田英子(東京都巡回相談心理士),黒田紀子(東京都北区立西浮間小学校),司会者:西谷淳(甲賀市立甲南中部小学校)

10:00 〜 11:30

[KA4] 特別支援教室における個別指導と学級・学校全体の取り組みの実際

個別の取り組みと全体の取り組みを推進する拠点の役割

本谷あゆみ1, 梅田英子2, 黒田紀子3 (1.東京都北区立柳田小学校, 2.東京都巡回相談心理士, 3.東京都北区立西浮間小学校)

【事例の概要】東京都は、これまでの通級指導学級による指導を全ての小学校で展開し、一人でも多くの児童が支援を受けられるように特別支援教室を導入した。発達障害児の在籍校における学力や在籍学級における集団適応能力の伸長を図るとともに、巡回指導教員による在籍学級担任への助言等により、学級運営の安定化を図ることも特別支援教室導入の目的に挙げている。平成28年度、北区では7つの巡回拠点が特別支援教室における巡回指導を進めている。特別支援教室で習得したスキルや高めた意欲が学級での成功経験につながる支援が必要とされている。そこで、個々の課題に応じた指導を進める一方で、学級や学校全体の特別支援教育を推進するための働きかけを、巡回校の管理職や特別支援教育コーディネーター、養護教諭等と連携しながら進めている拠点もある。学級・学校の環境整備、特別支援教室を利用している児童以外にも支援と配慮を必要としている児童への気付きなど、特別支援教室の取り組みが広く展開しようとしている現在、指導の内容や学校・学級への働きかけ、学校・学級全体の取り組みの実際をまとめ、学校事例(巡回拠点と巡回先の学校の学校事例)として報告する。

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