[P8] ポスター発表8

[P8-094] 様々な困難を抱えている生徒が在籍するＡ校定時制の実践紹介

本人・保護者・教員で作る支援システム ～その１ 高校生活サポートカードの活用～

〇三島 節子¹、荒井 元子² (1. NPOフトゥーロLD発達相談センターかながわ、2. 川崎市立川崎高等学校定時制)

キーワード：定時制高校、支援システム、高校生活サポートカード

様々な困難を抱えている生徒が多い定時制高校A校では、「全ての生徒に利益となる支援を」という考えに基づき、卒業後の自立に向けて、入り口支援・学校生活支援・出口支援という3ステップからなる支援システムを構築している。今年度入学生に対する入り口支援として、保護者記入の「A校・高校生活サポートカード」、生徒本人記入の「A校・かんたん自己紹介カード」、客観的データとなる「国語科スクリーニングテスト」を実施した。これらを活用することにより生徒の実態を把握し、対話による生徒理解を深めていく中で、次のステップである生徒本人の「A校・セルフプランニングカード」に繋げていく。