[P8] ポスター発表8

[P8-098] 発達障害者の自動車運転免許取得における合理的配慮

- 「運転免許　つばさプラン」全国研究会の取り組みから -

〇竹澤 愛美¹、水内 豊和²、梅永 雄二³ (1. (株)鹿沼自動車教習所、2. 富山大学人間発達科学部、3. 早稲田大学教育・総合科学学術院)

キーワード：運転免許、教習支援、合理的配慮

T県にあるK自動車教習所では2011年9月から発達障害者の運転免許取得支援「つばさプラン」に取り組んでいる。2018年度には、「運転免許　つばさプラン」Ⓡ全国研究会が組織された。適切な対応が可能な教習所が全国に普及することは、発達障害者等にとって有益なことであるが、それと同時に支援の質が担保されなければならない。そこで本研究では、K自動車教習所が積み上げてきた支援を後方視的に検討することを通して、他教習所においても実践可能な基礎的環境整備と合理的配慮のあり方について考察する。また、取り組みを進めているつばさプラン全国研究会加入教習所における合理的配慮の現状と今後の展望についても述べる。