[EL07] 【二次的な障害の予防に向けて】
矯正教育における特別支援的アプローチ
コーディネーター:廣島 慎一(国立特別支援教育総合研究所)
精神障害等に係る診断基準の改訂や法整備,発達障害者に対する理解が進んできたことなどを背景に,近年,医療措置を必要としない在院者を対象とした一般的なカリキュラムを置く少年院にも,発達障害の診断又はその傾向が指摘された少年の送致が増えており,過去の虐待や不適切養育などの保護要因の欠如を背景とした二次的障害を生じている者もいる。
こうした在院者には,自立の基盤となるべき自己理解,自己受容が十分に進んでいないなど,円滑な社会復帰を困難せしめる要因が少なくない。 少年院における処遇の軸の一つである矯正教育における,在院者の特性とニーズに応じた特別支援的アプローチについて紹介する。
こうした在院者には,自立の基盤となるべき自己理解,自己受容が十分に進んでいないなど,円滑な社会復帰を困難せしめる要因が少なくない。 少年院における処遇の軸の一つである矯正教育における,在院者の特性とニーズに応じた特別支援的アプローチについて紹介する。
Abstract password authentication.
Password is required to view the abstract. Please enter a password to authenticate.