一般社団法人日本LD学会 第30回大会(神奈川)

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P02:読む・書く

[P02-02] コロナ禍に起因するストレスを抱える児童への遊具の活用と多層指導モデルMIMの可能性

―特別支援学級における実践を通して―

〇田口 孝典1 (1. 公立小学校)

キーワード:コロナ禍、自己肯定感、読み書き障害

X県にある本校では、コロナ禍による臨時休校後、新しい生活様式になじめず、離席や登校渋りを繰り返す児童が散見された。中には通常の学級から特別支援学級に転籍する児童もいた。彼らについて詳しく調べると、そのうちの数人に発達障害(LD等)が見られ、極めて低い自己肯定感をもっていることがわかった。本研究では、これらの児童を含む特別支援学級在籍児童に対して、①担任と児童とのラ・ポール形成を目的とした遊具(カプラ)の活用、②学習への動機づけとして多層指導モデルMIMの活用を行った。その結果、児童に様々な変化が現れた。遊具(カプラ)の活用と多層指導モデルMIMが、コロナ禍の特別支援学級の児童に、どのような影響を与えたかを検証する。

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