一般社団法人日本LD学会 第30回大会(神奈川)

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[P] ポスター発表
P02:読む・書く

[P02-03] 読み書き困難児に対する触力覚誘導提示装置による漢字指導の効果(第二報)

〇原田 浩司1,2、坂井 忠裕1、齋藤 恵美子2、坂尻 正次1、大西 淳児1 (1. 筑波技術大学、2. 宇都宮LDサポートセンター)

キーワード:読み書き困難、触覚・力覚誘導提示装置、漢字指導

【目的】書字困難児に対して学習効果や記憶への定着の効果検証を進めることと、より統計的な優位性を明らかにすることで、今後の書字指導方法と適切な学習支援に寄与することを目的とする。【方法】筆者らは、正しい筆順や「止め」「跳ね」といった動作に従って機械的に手指を誘導して運動覚を刺激する書字の学習方法(誘導提示型学習)を開発している。【結果】再生字体と書き順のそれぞれの正答率について、学習法と再生回数を要因とする2元配置分散分析の結果,主効果の学習法が危険率1%で有意となった。【考察】字体と書き順の正答率は、誘導提示型学習の方が従来型学習よりも効果のある傾向が顕れた。

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