The 30th Annual Conference of Japan Academy of Learning Disabilities (KANAGAWA)

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[P] ポスター発表
P03:計算・算数

[P03-05] LD-SKAIPとKABC-Ⅱを用いた算数のアセスメント

〇飯利 知恵子1、東原 文子2、名越 斉子3、齋藤 大地4、山下 公司5、太田 啓介6、増本 利信7 (1. ながやまメンタルクリニック、2. 聖徳大学、3. 埼玉大学、4. 宇都宮大学、5. 札幌市立南月寒小学校、6. 町田市立南つくし野小学校、7. 九州ルーテル学院大学)

Keywords:LD-SKAIP、KABC-Ⅱ、算数のつまずき

LD-SKAIPステップⅢ算数とKABC-Ⅱの結果一致状況を確かめるため、算数が苦手な5年生1名に両検査を実施し計算と文章題の結果を比較した。計算は両検査に共通する設問の正誤一致率80%で、習得状況やつまずき傾向は概ね一致した。文章題ではステップⅢで見られなかったつまずきがKABC-Ⅱで見られた。両検査に共通する設問が少なく測定するスキルに相違があることに加え、設問の特徴からステップⅢは基礎的な知識、KABC-Ⅱは生活場面に近くより応用的な理解が結果に反映される可能性があると考えられ、これらの違いが不一致の要因ではないかと考えられた。今後、両検査の効果的な活用方法を検討することが必要である。

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