一般社団法人日本LD学会 第30回大会(神奈川)

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[P] ポスター発表
P08:義務教育期(小・中学)の支援

[P08-04] 登校しぶり・不登校の未然防止的視点での支援の在り方

巡回相談対象児のWISC-Ⅳの検査結果をもとに

〇牧田 百代1、今泉 依子1、長谷川 睦美1、大塚 玲2 (1. 静岡県焼津市教育委員会、2. 静岡大学教育学部)

キーワード:巡回相談、登校しぶり・不登校、WISC-Ⅳ

「学習障害児に対する指導体制の充実事業」に取り組んだA市教育委員会では、2003年度より巡回相談を開始した。巡回相談員である筆者等は、「検査」を重要なアセスメントの一つと位置づけ巡回相談を行ってきたが、18年間で、対象児童生徒は大きな変化を見せている。巡回相談初期には境界知能の児童生徒が多く見られ、近年は知的発達に遅れがない児童生徒や登校しぶり・不登校の児童生徒の割合が増えてきている。 本研究では、巡回相談対象児のWISC-Ⅳの検査結果をもとに、登校状況に問題のない児童生徒と登校しぶり・不登校の児童生徒の合成得点を比較、検討することで、登校しぶり・不登校への未然防止の視点での支援の在り方について考察する。

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