[P] ポスター発表
P12：支援体制（校内・地域等）の構築

[P12-09] 精神疾患・心身症(こころの病気)のある児童生徒の教育的支援【Co-MaMe】の提案（２）

適応や行動面の困難、発達障害の二次障害、不登校経験等のある子どもへの教育的支援と自立活動

〇土屋 忠之¹ (1. 独立行政法人　国立特別支援教育総合研究所)

キーワード：支援方法、自立活動、アセスメント

精神疾患及び心身症はこころの病気とも言われ、支援が必要になっている。そこで新たな支援方法であるCo-MaMeを開発し、昨年のLD学会にて発表した。本研究では、全国病弱虚弱教育研究連盟が令和２年に公表したCo-MaMeを活用した児童生徒の事例集を分析することにより自立活動とのつながりを明らかにし、Co-MaMeをさらに活用しやすくすることを目的とした。結果からCo-MaMeの領域では「A心理」「B社会性」が多く選ばれており、その領域は自立活動の区分の「心理的な安定」、「人間関係の形成」、「コミュケーション」とつながりがあった。今後は、自立活動とCo-MaMeのつながりが分かりやすいように事例集の書式を修正し、支援を行うことが大切であると考える。