[AL-02] 発達性協調運動症のある子どもの「書くこと」の難しさについて
ー感覚統合の視点からー
演者の所属するクリニックでは,発達性協調運動症(以下,DCD)のある子どもに対し,作業療法士が感覚統合療法を用いた介入や作業活動場面の姿勢設定や道具の工夫などの環境調整を行うことにより支援している.DCDのある子どもの主訴の中に学習に関するものがあるが,その中でも「書くこと」についての主訴に出会うことが多い.感覚統合療法を通して書字困難をもつ子どもに関わる中で,一定の成果と課題を整理した.今回はLD研究第30巻第1号に掲載された「発達性協調運動症のある子どもの書字困難の特徴と感覚統合療法の効果」の論文をもとに,DCDのある子どもの書字困難の背景や感覚統合療法(作業療法)の関わりの意義について検討する.
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