一般社団法人日本LD学会第31回大会(京都)

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[J21] 自主シンポジウム21
大学における発達障害当事者同窓会組織(発達障害稲門会)の発足

当事者学生自助グル─プ(WADS)の活動の広がり

2022年10月29日(土) 14:55 〜 16:25 第8会場 (Room F)

[J21] 大学における発達障害当事者同窓会組織(発達障害稲門会)の発足

当事者学生自助グル─プ(WADS)の活動の広がり

企画者:樫木 啓二1
司会者:樫木 啓二1
話題提供者:樫木 啓二1、長岡 恵理2
指定討論者:高橋 知音3
(1. 早稲田大学保健センター学生相談室、2. 早稲田大学教職大学院、3. 信州大学教育学部)

キーワード:発達障害者自助グループ、大学同窓会組織、共生社会

早稲田大学学生相談室では、発達障害学生への個別面接に加えて、発達障害学生自助グループ(WADS)を2009年から実施している。活動を継続するなかでWADS卒業生が増えてきたことから、卒業生独自の活動の場を求める声が高まってきた。そこで卒業生とともに検討を重ねた結果、早稲田大学の同窓会組織に申請することとし、2019年度に「発達障害稲門会」が発足した。この過程のなかで、会員が安心して活動に参加できるためのルールづくりについて協議を行い、会則や個人情報取扱に関する細則を整え、運用に関する通知(具体的な禁止行為を明示)も作成した。これらが基盤となり、卒業生の当事者会員が主体となって企画・実施する活動が可能となった。

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