The 31st Annual Conference of Japan Academy of Learning Disabilities (KYOTO)

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自主シンポジウム

自主シンポジウム » [自主シンポジウム27] 認知機能と情報処理の特異性からギフテッドの適応上の困難さに迫る

[J27] 自主シンポジウム27
認知機能と情報処理の特異性からギフテッドの適応上の困難さに迫る

Sat. Oct 29, 2022 5:00 PM - 6:30 PM 第7会場 (Room D)

[J27] 認知機能と情報処理の特異性からギフテッドの適応上の困難さに迫る

企画者:片桐 正敏1
司会者:片桐 正敏1
話題提供者:片桐 正敏1、小泉 雅彦2、日高 茂暢3
指定討論者:室橋 春光4
(1. 北海道教育大学旭川校、2. ギフテッド・LD発達援助センター、3. 佐賀大学教育学部、4. 北海道大学)

Keywords:ギフテッド、知的能力、発達障害

ギフテッドは,知的能力が極めて高く,特異な才能をもつ人に対して教育領域で用いられる用語である。本発表では,ギフテッドが抱える種々の困難さについて,はじめに片桐が,ギフテッドが示す過度激動と密接に関連する感覚特異性,環境感受性に焦点を当てて,その想定されうるメカニズムについて話題提供を行う。つづいて小泉が,カーネマンのシステムⅠ(直感的思考)とシステムⅡ(論理的思考)を横軸にし,WISC-IV(指標と下位検査)を縦軸にしながらギフテッドの知的機能について,事例を交えつつ話題提供を行う。最後に日高が,Dabrowskiの提唱した理論を紹介し,ギフテッドにおける社会性や感情の発達について話題提供する。

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