[P6-06] 音声教材の教材としての使いやすさに関する調査
東京大学先端研が製作している音声教材の課題と製作効率の観点から
Keywords:音声教材、読みの困難さ、ICT活用による学習支援
音声教材は、読むことに困難のある児童生徒のために、教科書の内容を音声で読み上げたり文字の色やフォントを変更する機能等を活用できる教材である。本調査では、東京大学先端研が製作・提供している音声教材の利用者に対し、音声教材の教材としての使いやすさについて質問紙調査を実施した。その結果、読むことに困難のある児童生徒が学習する上で、音声教材の各機能は必要という回答が得られた一方で、実際にはそれらの機能を活用できていないという乖離がみられた。児童生徒本人や指導者に向けた活用方法のガイダンスを充実させていくことが課題である。また、その他活用や製作上の課題もみられたため、対応について検討を行った。
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