[P3-02] 幼小接続期における「発達性読み書き障害」前駆症状の研究
発達性読み書き障害の早期支援を目指す「言葉」領域のアプロ─チカリキュラム開発に向けた確認テスト及び開発教材の試行
Keywords:幼小接続期、発達性読み書き障害、教材開発
就学前には発見され難い発達性読み書き障害児を含め、小学校での困難性が予測される幼児の困難を軽減するため、幼小接続期における音韻意識・文字認知の実態を確認するテストを実施し、聴覚障害幼児教育現場で行われる「経験の言語化」を具現化する教材「たんけん・ぼうけん・ひらがな」カードを試行した。事後に再度テストを実施し、教材の有効性を検証した。幼小接続期では、日々の活動が小学校以降の生活や学習の基盤につながっていることを幼稚園の教員が再認識し、意図的な取組が期待される。幼児教育施設における発達性読み書き障害の早期発見・早期支援を実現するために、その前駆症状の分析につなげたい。
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