[P12-05] 障害や特別な教育的ニ─ズを有する子供の保護者と教師の連携・協働の現状を踏まえた研修内容の検討
支援実施段階に焦点を当てて
Keywords:障害 、連携・協働 、保護者支援研修
本研究では,教師と障害等を有する子供の保護者との連携・協働を行う際における「学校から家庭」「家庭から学校」に導入されやすい支援内容を把握した.さらに現状を踏まえ,支援実施段階における連携・協働を促す研修内容を検討した.教育関係者74名対象に,質問紙調査を実施した.結果,「学校から家庭」へ導入された支援内容の上位は,褒め方,適切な行動生起の手がかりであった.一方,「家庭から学校」へ導入された支援内容の上位は,声かけ,学習への取り組み方であった.以上を踏まえた研修内容として,褒め方,学習への取り組み方,応用行動分析の技法紹介,学校と家庭で一貫した支援を行う重要性や必要性の説明を指摘した.
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