[P4-05] 通常の学級におけるビジョントレ─ニング介入後に低視機能を示す児童の視機能及び読み能力の実態
─1年時にトレ─ニングを受けた小学2年生の分析を通して─
Keywords:ビジョントレーニング、通常の学級、視機能・視覚認知
本研究では、小学1年生時にビジョントレーニング介入を行った児童において、2年生9月時点で低視機能を示す児童の視機能と読み能力の実態について明らかにすることを目的とした。眼球運動検査及び文章課題の評価を受けた2年生76名を対象に、眼球運動検査で頭の動きが伴う群を低視機能群(n=10)とし、平均群(n=66)との差について分析を行った。結果、2群においては、文章課題におけるパフォーマンススコア、音読時間に有意差が認められ、介入を行っても、低視機能群は読みの流暢性・正確性に課題がある可能性が示唆された。よって、低視機能群へのより効果的なトレーニングの検討と、詳細な読みに関する分析が必要である。
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