一般社団法人日本鉱物科学会2019年年会・総会

セッション情報

「ひすい」一般普及講演

日本鉱物科学会一般普及講演「日本の国石・ひすい」

ひすい普及講演会ポスター http://jams.la.coocan.jp/2019-Hisui-postar.pdf
日本鉱物科学会は社団法人化の記念事業の一環として、 2016 年の総会で「ひすい(ひすい輝石およびひすい輝石岩)」を国石として選定しました。知名度、美しさ、学術的重要性のほか、日本人との関わり、産地の継続性・持続性などの条件をクリアし、国のシンボルとして国石に選ばれたひすいは、どのようにして生まれ、どのようにして日本に根付いてきたのでしょうか。
プログラム
12:30 開場・受付
13:00 ~ 15:30 講演会(途中休憩をはさみます)
  国石ひすいの基礎知識 宮島 宏(フォッサマグナミュージアム)
  国石ひすいのサイエンス(第一部) 辻森 樹(東北大学)
  国石ひすいのサイエンス(第二部) 辻森 樹(東北大学)
  国石ひすいと日本人 宮島 宏(フォッサマグナミュージアム)

講師紹介
宮島 宏
糸魚川信用組合 調査役
1957 年東京都生まれ。信州大学理学部地質学科で丹沢山地の花崗岩質岩、東北大学大学院理学研究科博士課程で伊豆半島東部の火山岩を研究。都立養護学校と高校の教諭を経て、糸魚川市教育委員会に転職。フォッサマグナミュージアムの開設と運営に関わり、ジオパークという言葉を造語。2019 年 3 月に退職し、現在は糸魚川信用組合で地域振興に当たる。糸魚川産の翡翠から糸魚川石などの新鉱物を発見し、新潟日報文化賞と日本鉱物学会櫻井賞を受賞。翡翠に関する著書多数。

辻森 樹
東北大学教授(東北アジア研究センター)
1972 年石川県山中温泉生まれ。1999 年金沢大学博士(理学)、地質学者。スタンフォード大学博士研究員、岡山大学助教・准教授などを歴任し2015 年より現職(理学研究科地学専攻を兼務)。原生代~顕生代の高圧・超高圧変成岩の地質学と岩石学に基づき、プレート境界岩に記録されたプロセスと固体地球の経年変化を解明する研究を行っている。日本地質学会柵山賞(第一号)、アメリカ鉱物学会フェロー、アメリカ地質学会フェローなど受賞。2007 年よりアメリカ自然史博物館リサーチアソシエイト。

2019年9月23日(月) 13:00 〜 15:30 西新プラザ (九州大学)

一般普及講演「日本の国石・ひすい」 (13:00 〜 15:30)

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