一般社団法人日本鉱物科学会2019年年会・総会

講演情報

口頭講演

R3: 高圧科学・地球深部

2019年9月22日(日) 09:45 〜 12:00 大講義室 Ib (大講義室)

座長:川添 貴章、大藤 弘明

11:15 〜 11:30

[R3-07] クロムスピネルを含むケイ酸塩鉱物系の高圧相関係

吉田 和存1、糀谷 浩1、*赤荻 正樹1 (1. 学習院大・理)

キーワード:高圧、超高圧クロミタイト

MgCr2O4-Mg2SiO4系とCaMgSi2O6-MgCr2O4系の高圧相関係を、28GPaまで1200~1600℃の条件で決定した。その結果に基づき、マントル深部を循環したと考えられている超高圧クロミタイトは、最大でも10-13GPaという上部マントル内の圧力条件を経験したと推定した。