一般社団法人日本鉱物科学会2019年年会・総会

講演情報

口頭講演

R4: 地球表層・環境・生命

2019年9月21日(土) 14:00 〜 16:15 大講義室 Ib (大講義室)

座長:川野 潤、横山 正、宇都宮 聡

16:00 〜 16:15

[R4-09] 急冷指標の炭素含有固化過程:地球上生成物

*三浦 保範1 (1. 元ー山口大)

キーワード:急冷指標、固化過程、炭素含有物

地球の活動(三大衝撃波現象の地震・貨損・衝突過程)で形成される急冷指標として、全ての地球上の資料についてのFE-EPMA分析を行い、徐冷過程には観察されず、急冷過程の試料で炭素含有固化物を観察できたので重要な急冷指標であることがわかった。この指標は、地球上の地球表層・環境・生命の基礎的な過程で不可欠な生成物であると考えられる。