The 64rd-2021 JAPAN TAPPI Annual Meeting

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一般講演

抄紙・防虫セッション

[G-5] SmartPapyrus Ver.1が実現する製紙工場における働き方改革

〇坂田 人丸 (1.株式会社メンテック 開発一課)

 当社はリサイクル抄紙の課題であるマシン汚れによる欠点・断紙を防止するソリューションとして、ドライパート汚れ防止アプリケーション(薬品、装置、適用方法)を1980年代より製紙会社に提供しており、その後多くの技術改良を経て、2021年8月現在では国内・海外の約250機のマシンで約800のアプリケーションが稼働している。
 近年、原料事情の悪化でマシン汚れによるトラブルは増加する一方で、労働人口の減少、熟練者の退職により、マシン汚れに対するタイムリーかつ適切な対応が困難となりつつある。この課題に対して当社はマシンの汚れをIoTで見える化、AIを用いて欠点・断紙の予兆解析を行い、マシン汚れ防止技術を用いて欠点・断紙を未然に防止するシステム『SmartPapyrus🄬』を開発している。その第一弾であるVer.1では、カンバス汚れ状況をリアルタイムで可視化するため100℃を超えるフード内の高温にも耐えうるカメラと数値解析により汚れレベルを定量化する『SmartDepo. 🄬』を開発し、カンバス洗浄装置である『ファブリキーパー🄬』との連動や汚れ防止薬品のコントロールによりカンバス汚れ状況に応じた制御を行う『SmartChemical🄬』を開発した。
 本報告では、SmartPapyrus 🄬 Ver.1を国内板紙工場で適用した結果、操業改善や効率化につながった事例について報告する。

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