大会概要(第一回サーキュラー)
第1回サーキュラー
日本文化人類学会第52回研究大会を次の要領で開催します。
1.会期:2018年6月2日(土)・3日(日)
2.会場:弘前大学総合教育棟(文京町地区)
住所:〒036-8560 弘前市文京町1番地
文京町地区キャンパスマップ:
http://www.hirosaki-u.ac.jp/wp_access/campus_bunkyocho.html
キャンパス案内:http://www.hirosaki-u.ac.jp/wp_access.html
弘前市までのアクセス:
http://www.hirosaki-u.ac.jp/wp_access/hirosakicity_map.html
【重要なお知らせ】
- 大会参加のための各種手続きならびに今後の案内について
② 査読制について
第52回研究大会の研究発表には、「個人発表」「分科会発表」2種類があります。ポスター発表はありません。いずれの発表に関しても査読がおこなわれます。研究発表の査読を受けるためには、2017年11月1日(水)12:00から12月15日(金)23:30の間に研究発表の要旨を登録することが必要です。また研究発表者は、指定期間中に参加登録、参加費の振込が必要となります。手順については、下記〈研究発表の査読のための要旨登録について〉と、末尾掲載の「日本文化人類学会研究大会における研究発表に関する査読規程」をご覧ください。
*** 第52回研究大会の概要 ***
1.研究発表の種類と時間
・以下の「個人発表」「分科会発表」を通じて、1人で発表できる回数は1回のみとします。
・「分科会発表」の組織者は趣旨説明の他に、自分が組織する「分科会発表」でのみ発表をおこなうことができます。
・「分科会発表」でのコメンテーターは発表者とはみなしません。ただし、コメントができる「分科会」は1人1件とします。
1)「個人発表」:口頭による個人発表もしくは映像作品を用いた個人発表。
・発表の時間は質疑応答を含めて20分を予定しています。(次の発表との間は5分)。
・映像作品を用いた発表も「個人発表」とし、発表の時間は20分を予定しています。ただし、通常の口頭発表とのバランス上、映像の上映時間は15分以内としてください。
2)「分科会発表」:4人発表型あるいは5人発表型。
・4人発表型「分科会発表」の時間は「個人発表」(間の5分も含めて)5件分で計100分を予定しています。
・5人発表型「分科会発表」の時間は「個人発表」(間の5分も含めて)6件分で計120分を予定しています。
・映像作品を用いた発表で「分科会発表」を構成する場合、「個人発表」や通常の口頭発表で構成される「分科会発表」とのバランス上、各発表者に少なくとも15分程度の発表時間を確保するよう配慮してください。
・「分科会発表」の趣旨説明要旨が査読で採択されなかった場合、また、発表予定者のうち査読で採択された者が4人に満たなかった(3人以下であった)場合は、「分科会発表」は不成立とします。その際、自分の発表要旨が査読で採択された発表予定者は「個人発表」
として個別に発表をおこなうことができる場合があります。(下記「研究発表の数、研究発表の可否の決定など」を参照)
2.研究発表の数、研究発表の可否の決定など
・会場運営の都合上、研究発表の件数の上限として、「個人発表」「分科会発表」合計で(4人発表型分科会を5件分、5人発表型分科会を6件分と数えて)200件程度を予定しています。
査読で採択された研究発表要旨が上記の件数を超えた場合、要旨を登録した日時の先着順位(以下、「要旨登録順位」と呼びます)に従って研究大会実施委員会が発表の可否を決定します。査読の結果は研究大会実施委員会から研究発表要旨登録者へ連絡します。
研究大会実施委員会が要旨登録順位に従って発表の可否を決定する際には、「個人発表」と「分科会発表」との区別は判断の材料としません(「個人発表」何件、「分科会発表」何件といった枠をあらかじめ別に設けて、それごとに要旨登録順位で発表の可否を判断することはしません)。なお、各「分科会発表」の要旨登録順位は組織者による趣旨説明要旨の登録日時によって数えます。
「分科会発表」の組織者による趣旨説明要旨が査読で採択されなかった場合、また、発表予定者のうち発表要旨が査読で採択された者が4人に満たなかった場合、分科会は不成立となります。また、査読で採択された「個人発表」「分科会発表」の要旨の合計件数が200件を超え、研究大会実施委員会が「分科会発表」の要旨登録順位(組織者による趣旨説明要旨の登録順位)に従って発表を不可能と決定した場合も、「分科会発表」は不成立となります。これらの場合、自分の発表要旨が査読で採択された発表予定者は「個人発表」へ発表形式を変更することができます。その可否については、上記の「個人発表」に準じ、各発表予定者の要旨登録順位に従って研究大会実施委員会が決定して連絡し、ご意思を確認します。
3.研究大会への参加登録
・参加登録は、2018年1月22日(月)12:00から2018年5月20日(日)23:30(2018年1月22日(月)12:00から2018年4月19日(木)23:30アーリーバード)までの間に済ませてください。これは研究発表を予定していない方も同様です。
4.映像作品の上映
・研究発表とは別に、文化人類学(民族学)に関連する映像作品の上映を受け付けます。以下〈映像作品の上映について〉をご覧ください。
5.発表要旨集
・冊子体の『研究大会要旨集』を研究大会当日に配布します。その他にウェブ版の公開もおこないます(2018年5月15日(火)公開予定)。
6.第2回以降のサーキュラー
・今後、第2回以降のサーキュラーは原則として、研究大会ウェブサイトのみ公開し、郵送はいたしません。ご了承ください。
*** 第52回研究大会の手続きに関するお知らせ ***
〈研究発表の査読のための要旨登録について〉
1.要旨登録の種類と期間
以下の「個人発表」の発表要旨登録、「分科会発表」の趣旨説明要旨登録・発表要旨登録は、研究発表の査読を受けるために要旨などを登録するもので、研究大会への参加登録ではありません。参加登録は、2018年1月22日(月)12:00から5月20日(日)23:30までの間に、別途済ませてください。
「分科会発表」には、組織者による趣旨説明要旨の登録と、発表者各人の発表要旨の登録との両方が必要です。また、組織者による趣旨説明要旨の登録は、発表者名・発表順およびコメンテーターを同時に登録する必要があります。
「個人発表」「分科会発表」のすべては要旨登録期間(2017年11月1日(水)12:00 から12月15日(金)23:30までの間)に要旨登録を済ませてください。方法については第2回サーキュラー(2017年10月10日(火)公開予定)において告知します。
登録された要旨などは、査読で採択され発表が可能となったものを、(一部の個人情報を除いて)そのまま『研究大会要旨集』に編集・掲載します。要旨登録期間後の修正依頼には原則お答えできません。冊子体の『研究大会要旨集』は研究大会当日に配布します。その他にウェブ版の公開もおこないます(2018年5月15日公開予定)。
2.要旨登録をするための資格
・「個人発表」の発表要旨を登録するには、以下の要件を満たしていることが必要です。
- 要旨登録開始日(2017年11月1日(水)12:00)の時点で学会員であること。
- 要旨登録終了日(2017年12月15日(金)23:30)の時点で2017年度までの会費を完納していること。
- 要旨登録開始日(2017年11月1日(水)12:00)の時点で学会員であること。
- 要旨登録終了日(2017年12月15日(金)23:30)の時点で2017年度までの会費を完納していること。
- 「分科会発表」の趣旨説明要旨を登録する組織者は上記①と②を満たしていることが 必要です。非学会員が発表者となることも可能ですが、その場合、非学会員による発表の要旨登録は組織者が代行してください。ただし、「分科会発表」が不成立あるいは不可能となった場合に、非学会員が代わりの「個人発表」をおこなうことはできません。また、非学会員の発表者は1分科会あたり2名以内にとどめてください。
・「個人発表」「分科会発表」のいずれの形式の発表でも、査読では採択されながら要旨登録順位により発表ができず、発表種別の変更を望まないか、あるいはできない場合、次年度の研究大会にて優先的に発表枠を得ることができます。
3.「個人発表」の要旨登録
・第2回サーキュラー(2017年10月10日(火)公開予定)で告知する手順に従って、要旨登録をおこなってください。
・要旨登録期間(2017年11月1日(水)12:00から12月15日(金)23:30までの間)のみに登録が可能です。それ以外の期間には登録できません。
・1人で発表できる回数は「個人発表」の1回だけです(「分科会発表」でのコメンテーターは発表者とは見なしません)。
・査読で採択された「個人発表」「分科会発表」の要旨の合計件数が200件を超えた場合、要旨登録順位に従って研究大会実施委員会が発表の可否を決定します。「個人発表」の要旨が査読で採択されても要旨登録順位により「個人発表」ができないことがありますので、ご了承ください。
4.「分科会発表」の要旨登録
・第2回サーキュラー(2017年10月10日(火)公開予定)で告知する手順に従って、趣旨説明要旨や発表要旨の登録をおこなってください。
・要旨登録期間(2017年11月1日(水)12:00から12月15日(金)23:30までの間)のみ登録が可能です。それ以外の期間には登録できません。
・1人で発表できる回数は「分科会発表」の1回だけです。
・「分科会発表」要旨登録とは別に趣旨説明要旨の登録が必要です。これは分科会の組織者が別途おこなってください。発表者名、発表順、コメンテーターを明記してください。
・発表要旨の登録は発表者各人により登録を行ってください。
・査読で採択された「個人発表」「分科会発表」の要旨の合計件数が200件を超えた場合、要旨登録順位に従って研究大会実施委員会が発表の可否を決定します。「分科会発表」の趣旨説明要旨および発表者4人以上の発表要旨が査読で採択されても要旨登録順位によっては「分科会発表」ができないことがありますので、ご了承ください。
・「分科会発表」の要旨登録順位は組織者による趣旨説明要旨の登録日時によって数えます。
・「分科会発表」が不成立あるいは不可能であった場合、発表予定者はそれに代わる「個人発表」をおこなうことができますが、研究大会実施委員会がその可否を決定する際には、あくまでも当該発表の要旨登録順位で判断します。
〈研究発表の査読の結果と発表の可否の連絡について〉
5.研究発表査読委員会による研究発表要旨の審査
・要旨登録期間中に登録された研究発表等の要旨は、学会理事会の下に置かれた研究発表査読委員会を通じて審査され、その結果が随時、研究大会実施委員会へ通知されます。(査読の内容については、後掲の「日本文化人類学会研究大会における研究発表に関する査読規程」をご覧ください。)
6.研究大会実施委員会からの査読の結果と研究発表の可否の決定に関する連絡
・査読で採択された研究発表の要旨が予定の件数(「個人発表」「分科会発表」合計で200件を超えた場合、要旨登録順位に従って研究大会実施委員会が発表の可否を決定します。
・査読の結果および発表の可否の決定については、研究大会実施委員会から発表要旨登録者が登録したEメールアドレス宛に連絡します。連絡は2018年1月20日(土)を予定しています。また、第3回サーキュラー(2018年1月22日(月)公開予定)において告知します。
・査読の結果および発表の可否の決定について連絡する際には、発表形式の変更のご意思を事前に確認する場合もあります。
・いずれの形式の発表でも、査読では採択されながら要旨登録順位により発表ができず、発表種別の変更を望まないか、あるいはできない場合、次年度の研究大会にて優先的に発表枠を得ることができます。
〈研究大会への参加登録などについて〉
7.参加登録の期間と方法
・参加登録期間は、2018年1月22日(月)12:00から5月20日(日)23:30までの間です。
・参加登録は、研究大会ウェブサイト上で電子登録をおこなってください。登録が完了した方には、登録内容をEメールで折り返し自動送信します。
・従来通り、参加登録は参加費の納入をもって完了とみなします(規程により、名誉会員の参加費納入は不要です)。
・参加登録の際には、2017年度までの学会費の納入状況を確認し、未納分がある場合にはご連絡します。2017年度までの学会費の完納が参加登録の要件にはなっていませんが、未納分の納入にご協力ください。
なお、研究大会当日、「学会受付」で学会費納入を受け付けています。
8.非会員参加者(コメンテーターを含む)の参加手続き
・非会員の参加希望者(「分科会発表」の中で発表をおこなう非学会員も含む)についても、参加登録が必要です。
〈研究大会参加費・懇親会費について〉
9.研究大会参加費・懇親会費とその納入方法
・研究大会参加費・懇親会費は次の通りです。
・研究大会会計は、参加費・懇親会費を主な財源として過不足なき会計を目標として努力しておりますが、万一大会運営の収支に剰余が生じた場合、剰余分を学会の本会計に繰り入れることとなりますので、あらかじめご了解ください。

- 名誉会員については参加費、懇親会費は無料です。ただし、参加登録を事前にくださるよう、お願いいたします。
- 参加費の当日支払は、それぞれ通常会員8,000円、減免対象会員6,000円、非会員8,000円となります。可能な限り事前登録、参加費振込をしてくださいましたら幸いです。ただし、要旨集については部数に限りがあるため、参加費を当日支払された方にお渡しできない事もありますことをご了承ください。
- 懇親会の当日お申込みはお受けできませんので、事前にお申し込みください。
- 参加登録のみで後日参加費を納入した場合はその時点の参加費価格となります。
〈映像作品の上映について〉
10.映像作品の上映とその届け出
・研究発表とは別に、文化人類学(民族学)に関連する映像作品の上映を受け付けます。
映像作品を上映するには、以下の要件を満たしていることが必要です。
① 映像作品上映申請期限(2017年12月15日(金)23:30)の時点で学会員であること。
② 映像作品上映申請期限((2017年12月15日(金)23:30)の時点で2017年度までの会費を完納していること。
・映像作品の上映は、原則として、その作品の著作権あるいは上映権を有する者本人がおこなうものとします。
・上映者自身が上映作品の著作権や上映権を有さない場合、上映へ向けて作品の著作権者や上映権者との交渉を十分に済ませてください(上映に関する契約書や同意書を受けることを強くお薦めしますが、研究大会実施委員会へ提出する必要はありません)。なお、上映に関する権利問題や倫理問題には、学会や研究大会実施委員会は一切の責任を負いません。
・査読制の適用される研究発表との公平性を確保するため、上映の前後に解説や議論のための時間はあえて設けません。ただし上映の準備等のための時間を前後に10分設けます。
・作品に関する解説が必要と考える場合はプリントを用意し、会場に置いてください。
・映像作品上映のスケジュールはプログラムの中に示し、また、上映作品の概略等を『研究大会要旨集』の中に掲載します。ただし、ウェブ版には掲載されません。
・上映時間は1時間以内としてください。
・設備・会場等の事情で、枠が限られますので、学会での上映の経験がなく、制作年度が近いものから優先します。以上の優先順位で一杯になった場合、上映をお断りすることがありますのでご了解ください。
・映像作品上映のスケジュールの決定や使用機器の準備等のため、映像作品の上映希望者は、2017年11月1日(水)12:00から12月15日(金)23:30までの間に、以下の情報を研究大会実施委員会宛(52nbj@jasca.org)にEメールでお届けください。
1)氏名、所属、連絡先(Eメールのアドレス、電話番号等)
2)上映希望作品のタイトル(日本語・英語)、制作者・著作権者、制作年、上映時間、(あれば)同作品の上映歴
3)上映希望作品の内容の概要と上映の意図(合計で500字程度)
4)上映に必要な機器設備
〈『研究大会要旨集』について〉
11.『研究大会要旨集』の公開について
・第52回研究大会におきましては、『研究大会要旨集』を研究大会当日に冊子体で配布するほか、ウェブでの公開もおこないます(2018年5月15日公開予定)。
・今回の研究大会では研究発表査読委員会による審査のために研究発表の要旨等が登録されますので、このうち査読で採択され発表が可能となったものを、(一部の個人情報を除いて)そのまま『研究大会要旨集』に編集・掲載します。
12.著作権
・第46回研究大会より、研究発表の要旨等については、登録時に日本文化人類学会への著作権を委譲していただくこととなっています。
・委譲にあたって著者が保持する権利については、「『文化人類学』掲載論文等利用許諾基準」に定めたものを準用することとします。
〈その他〉
13.出張依頼状
・出張依頼状は研究大会ウェブサイト上にリンクがありますので、そちらからダウンロードしてご利用ください。
14.託児施設の利用
・会期中に研究大会会場の近くに託児室を設けます(6ヵ月未満の乳児を除く)。
・託児時間は研究発表が行われる2018年6月2日(土)と3日(日)の朝から夕方までです。なお、懇親会場には託児室を設けません。
・託児料は受益者負担を原則とします(学会からの補助もあります)。
・託児に関する詳細は、第2回サーキュラーにてお知らせします。
15.宿泊施設等の案内
・宿泊先の予約は各自でおこなってください。宿泊専用ホームページを設けました。2017年9月30日(土)から2018年4月30日(月)まで利用可能です。大会当日、弘前市内で別の催しがあることから、業者にお願いしてホテルの部屋の確保に努めています。室数に限りがありますので、研究大会参加を予定されている方は、すぐに宿泊専用ページから予約されることを強くお勧めします。
宿泊専用ホームページ https://amarys-jtb.jp/jinrui/
16. 懇親会の会場
・アートホテル弘前シティ3F大宴会場にて、2018年6月2日(土)の19:00より懇親会を行います。
アクセスマップ http://www.art-hirosaki-city.com/access/index.html
17.第2回以降のサーキュラー
・第2回以降のサーキュラーは研究大会ウェブサイトでご覧ください。サーキュラーの更新時には学会メーリングリスト(jasca-info)にてお知らせします。
18.研究大会実施委員会への問い合わせ
・研究大会実施委員会への連絡は、研究大会実施委員会宛(52nbj@jasca.org)にEメールでおよせください。
2017年9月30日
日本文化人類学会第52回研究大会 実施委員長 松田 素二
[研究大会実施委員会連絡先]
〒606-8501
京都市左京区吉田本町 京都大学大学院文学研究科社会学研究室
日本文化人類学会第52回研究大会実施委員会事務局
研究大会ウェブサイト:https://confit.atlas.jp/jasca52nd
事務局連絡用Eメール:52nbj@jasca.org
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日本文化人類学会第52回研究大会実施委員会事務局体制
実施委員長 松田素二(京都大学)
実施委員 宇田川妙子(国立民族学博物館)、岡田浩樹(神戸大学)、
川田牧人(成城大学)、杉山祐子(弘前大学)、曽我亨(弘前大学)
実施事務局 事務局長・松居和子(京都大学)、伊地知紀子(大阪市立大学)、
大野哲也(桃山学院大学)、小川さやか(立命館大学)、加藤敦典(京都産業大学)、古谷伸子(東京外大AA研)、宋基燦(立命館大学)、
田原範子(四天王寺大学)、戸田美佳子(国立民族学博物館)
弘前事務局 近藤史、白石壮一郎、杉山祐子、諏訪淳一郎、曽我亨(弘前大学・会員)
古村健太郎、羽渕一代、日比野愛子、平井太郎(弘前大学・非会員)
日本文化人類学会研究大会における研究発表に関する査読規程
2012年3月18日制定
(目的)
第1条
日本文化人類学会は、研究大会における研究発表が学術研究にふさわしい高度な水準を保ちうるよう、査読の制度をおく。査読制度の運営については、理事会の下に置かれた研究発表査読委員会が責任を負うものとする。
(査読者)
第2条
研究発表査読委員会は、登録された研究発表(個人発表、分科会発表、ポスター発表)の要旨および分科会の趣旨説明の要旨それぞれ1編につき原則として2名以上の査読者を選定し、査読を依頼する。
(査読者の匿名性)
第3条
査読者は匿名とする。研究発表査読委員会は査読者名を公開しない。
(査読方法)
第4条
査読者は、査読の対象となる研究発表の要旨および分科会の趣旨説明の要旨に対して、次の観点に基づき評価を行い、総合的判断として発表の可否の判定を行う。
1. 文化人類学・民族学の発表として適切であるか。
2. 発表内容の趣旨が明確であるか。
3. 発表の準備が十分できているか。
4. 要旨の長さが規定を満たしているか。
5. 過去3回の研究大会で行った発表と重複していないか。
(発表の可否の決定)
第5条
研究発表査読委員会は、査読者による査読結果を十分に斟酌して、研究発表の可否を決定する。研究発表の可否の決定は、研究発表査読委員の過半数の賛成によって行う。
(発表の可否の通知)
第6条
研究発表査読委員会は、研究発表の可否の決定を研究大会実施委員会に通知する。
(規程の改正)
第7条
本規程の改正は、日本文化人類学会理事会において、出席者の過半数の賛成をもって承認されたときに成立し、可否同数のときは議長の決するところによる。
附則
この規程は平成24年04月01日より施行する。