発表要旨(第二日目)
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会場 A(文科系総合講義棟 2 階法学部第二講義室)
【個人発表】 9 時 00 分―11 時 55 分- A12 井田暁子 小児癌と死期の告知を巡る医師の沈黙とその社会的文脈-セネガル共和国ダカール市の小児科病棟における事例
- A13 中村友香 「副作用」をめぐる経験-現代ネパールにおける薬剤と身体
- A14 道信良子 エスノ/フォトグラフィック・フィクション
- A15 杉本洋 切ることにより生成する関係性・自立性-メンタルヘルス関連当事者活動からの考察
- A16 杉山仁木 ケアの人類学における「ニーズ」概念の検討-静岡県 T 市における介護保険制度とデイサ ービスの提供過程を事例として
- A17 桜木真理子 感染症における人間と病原菌の生の重層-日本ハンセン病医学における菌形態の解釈と応用をめぐって
- A18 中川敏 フェティッシュの記号論
不確実性の人類学に向けて
- 趣旨説明 代表:市野澤潤平
- A19 渡邊日日 〈不確実性の民族誌〉を読む
- A20 阿由葉大生 インドネシアの保険制度-「リスク社会化」における不確実性
- A21 吉直佳奈子 志向される不確実性-日本の女性不妊治療における患者の実践
- A22 碇陽子 忘れることと自己-不確実性の認識主体についての試論
会場 B(文科系総合講義棟 2 階法学部第一講義室)
【個人発表】 9 時 00 分―11 時 25 分- B11 金龍哲 「大師」の誕生-チベット族の村に生き延びたプミ族ハングイの家系
- B12 日丸美彦 ルソン島北部コーディリエラ棚田群での教育演劇の実践
- B13 Akiko Nambu Roles of teachers and school culture in the JET Programme: an ethnographic study
- B14 湖中真哉 グローバルな当事者間のニーズ共有接近法-ケニアのナロック県と日本の静岡県を繋ぐ人類学的教育実践の事例から
- B15 劉振業 「しぼり」における不確実性に対する自己の意志の表出-中国マカオにおけるカジノのバ カラの事例から
- B16 兼重努 自文化表象の虚実-西南中国トン族の事例から
昼休み 11時30分-12時55分
【分科会 9】 15 時 45 分―17 時 45 分
グローバル化時代に月経はどう観られるのか―ケガレ・禁忌・羞恥心
- 趣旨説明 代表:杉田映理
- B17 杉田映里 政策課題となり政治化されたMHM と農村部における月経観の変化-ウガンダの事例から
- B18 椎野若菜 東アフリカにおける月経観と月経にかんする教育事情-ケニアとウガンダの事例から
- B19 新本万里子 パプアニューギニアにおける月経をめぐる言説と女性たちの実践-保健教育を受けた世代に焦点をあてて
- B20 菅野美佐子 北インド農村における月経をめぐる観念と実践に関する一考察-就学経験との関わりから
会場 C(文科系総合講義棟 2 階経済学部第一講義室)
【個人発表】 9 時 00 分―11 時 55 分- C12 牛久晴香 「倫理的消費」を機能させる仲介者の商実践-ガーナ北東部におけるボルガ・バスケット取引の事例から
- C13 賈玉龍 「エア・ジョーダン」とスニーカー消費-正規品と「場貨(Changhuo)」の間に
- C14 櫻井想 鬼市再考-近代天津における鬼市についての経済人類学的考察
- C15 Wu Zhou Yang Silent Initiatives and Seasonal Business: A Case Study on the Ritual Merchandise Vending in Periodic Marketplaces of Northern Dali
- C16 北原卓也 トンガ王国トンガタプ島の雑貨店ビジネスにおける中国系商店の現況
- C17 山本真鳥 グローバル・サモア人世界の経済と儀礼-移民と本国社会の互酬性の展開
- C18 河野正治 財の展示を通じた関係性の創出-ミクロネシア・ポーンペイ島における首長制と祭宴の事例から
インビジブルとビジブルな越境をよみとく-アジア・アフリカにおけるミクロヒストリー の視点から
- 趣旨説明 代表:王柳蘭
- C19 王柳蘭 離散中国ムスリム・パンロン人のミクロヒストリーにみる越境と自己像の模索
- C20 下條尚志 ミクロヒストリーと「大きな歴史」の絡み合う場-ベトナム南部メコンデルタ多民族社会における差異の認識
- C21 飛内悠子 迫りくる故郷、際立つ境界-南北スーダンにおける移住者家族の帰還を巡るミクロヒストリー
- C22 村橋勲 移動が越える境界、移動がつなぐ社会関係-ウガンダの難民居住地における難民と「ホスト社会」
会場 D(文科系総合講義棟 2 階経済学部第二講義室)
【個人発表】 9 時 00 分―11 時 55 分- D12 大竹碧 土地返還運動に参与しない住民たち-マーシャル諸島クワジェリン環礁で行われた強制移住の事例
- D13 竹田響 在日コリアンの国境を越えた親族ネットワーク-帰国事業で「祖国」に渡った人びとと日本に暮らす人びとの繋がりと選択
- D14 永田貴聖 韓国・済州島済州市におけるフィリピン人移住者の社会関係について
- D15 朴歓 中国と北朝鮮の国境地帯における人びとの移動と生活実践に関する人類学的研究
- D16 宋基燦 韓国における朝鮮学校卒業生の生活とアイデンティティ-「朝鮮舞踊」の実践を中心として
- D17 山本芳美 交流の印としてのタトゥー-彫師たちの身体を媒介としたコミュニケーション
- D18 中生勝美 小林保祥のパイワン族民俗絵画に見る儀礼と社会-台湾臨時旧慣調査の蕃族調査会
祭礼における「脱暴力化」の研究
- 趣旨説明 代表者:阿南透
- D19 阿南透 となみ夜高まつりにおける脱暴力化
- D20 中里亮平 神輿中心の祭礼における暴力、もめごと
- D21 藤本武 福野夜高祭(富山県南砺市)における脱暴力化-「引き合い」の変化の検討
- D22 渡辺和之 けんか祭りの変容-富山市・岩瀬曳山車祭
会場 E(文科系総合講義棟 2 階法学部第一小会議室)
【個人発表】 9 時 00 分―11 時 55 分- E12 神原ゆうこ コミュニティと市民活動を支える政治不信-スロヴァキアの人々が語る政治とその距離感
- E13 黒田賢治 情動の政治と個人の変容――イランにおける帰還民兵の事例から
- E14 飯塚宣子 パフォーマンスによる社会との対話-ワークショップ『動物と話す方法』の開発と実践
- E15 大石友子 境界を揺るがすゾウ-タイの「ゾウの村」を事例として
- E16 西江仁徳 チンパンジーのエスノグラフィの可能性-「ラディカルな他者性」を毀損することなく理解することは可能か?
- E17 伊藤泰信/大戸朋子 人類学者と企業研究所との協働をめぐって(3)-アカデミック人類学徒として関与することの可能性
- E18 大戸朋子/伊藤泰信 人類学者と企業研究所との協働をめぐって(4)-企業内におけるエスノグラファーの評価
少子化にゆれる東アジアの父系理念
- 趣旨説明 代表:玉城毅
- E19 長沼さやか ソーシャル・キャピタルとして家族を問いなおす-日常の互酬と信頼構築を手がかりに
- E20 上水流久彦 台湾の少子化と非婚化にみる祖先祭祀の行く末-娘と娘しかいない人々を事例に
- E21 中村八重 韓国の祖先祭祀はどこへ向かうか-大学生の祖先祭祀に対する意識調査を中心に
- E22 玉城毅 簡素化する死者儀礼と祖先祭祀-沖縄において死は隠蔽化されているのか?
会場 F(中講義棟法学部第三講義室)
【個人発表】 9 時 00 分―11 時 55 分- F12 藤倉康子 周縁性の変容とジェンダー-西ネパールにおける共同体再編をめぐって
- F13 上之郷奈穂 大相撲文化の変容
- F14 足立賢二 古武道関係者における「文化財」概念の流用-近現代における「文化財」の意味づけの分析から
- F15 矢島妙子 伝播した祭りのゆくえ―グローカリゼーションの視点からの「よさこい系」祭り
- F16 渋谷努 移民集住地域におけるフェスティバルの重層的意義-豊田市 H 地域の事例を通して
- F17 新ヶ江章友 日本におけるセクシュアルマイノリティによる生殖医療の利用-レズビアン女性とゲイ男性はいかにして出会うのか
- F18 林春伽 日本における月経の呼称使用に関する一考察-インターネットによるアンケート調査をもとに
「布施」とはなにか-南アジア・東南アジア社会における贈与の倫理・制度
- 趣旨説明 代表:濱谷真理子/藏本龍介
- F19 濱谷真理子 布施が生み出す差異とつながり-北インド巡礼地郊外の施食会を事例として
- F20 飯塚真弓 布施が織りなす関係性-ヒンドゥー寺院司祭と信者間の贈与をめぐって
- F21 藏本龍介 「すべてを与えると、すべてが手に入る」-ミャンマー「自然法」瞑想センターを事例として
- F22 中村沙絵 ダーナの「悦び」のつくられかた-スリランカにおける社会奉仕実践と布施の現場から
会場 G(中講義棟文学部第一講義室)
【個人発表】 9 時 00 分―11 時 55 分- G12 宮平盛晃 ラオス北部の山岳少数民族における村落レベルの動物を要する防災儀礼の態様と変化-コクナン村を事例とした防災儀礼の農耕儀礼化・祖先祭祀化の可能性
- G13 増野高司 タイ北部のミエン族が暮らす山村における陸稲栽培技術の変化
- G14 吉野晃 タイ北部、ミエンの歌謡語語彙の特徴
- G15 西田昌之 嵐を警告するキリスト-フィリピン・レイテ島における災害フォーク・カトリシズムの発生と展開
- G16 今井彬暁 ベトナムのモンの儀礼における生と死のジレンマ
- G17 康陽球 ベトナム南中部ラグライ人社会における国家の権威と精霊の力
- G18 伊藤まり子 信仰と「出世」願望-ベトナム南部地域における宗教組織の信者の事例から
- G19 岡本圭史 悪魔崇拝者とは誰か-ケニア、ドゥルマ社会における妖術言説・憑依霊言説の新展開
- G20 星野佐和 イスラーム・女性の朗唱の実践と解釈をめぐる一考察-セネガル・ニアセン教団を事例に
- G21 谷憲一 痛みをめぐる感性の変化と宗教儀礼-テヘランにおけるシーア派自傷儀礼の事例から
- G22 田森雅一 英領インド期の民族誌における音楽芸能カーストの「結晶化」とその余波-北インドのム スリム楽師と女性芸能者を中心に
会場 H(中講義棟文学部第二講義室)
【個人発表】 9 時 00 分―11 時 55 分- H13 古川勇気 ペルー山村における農民の計算と配慮-チーズ技術供与の開発を事例として
- H14 西村一之 複数からなる台湾漁民社会-在地漁民と越境する漁業出稼ぎ者による水際空間
- H15 森明子 ケア労働者を迎える家族-オーストリア農村の調査から
- H16 酒井朋子 紛争体験の語りにおける笑いについて-北アイルランド紛争における暴力と日常
- H17 岩瀬裕子 共感と非共感に関わる試論-スペイン・カタルーニャ州における独立運動に関わる人間の塔のグループへの参与から
- H18 池田朋洋 「ネットワーキングの論理」をめぐる社会運動の組織化とそのジレンマ-スペインの住宅ローン問題解決運動におけるソーシャルメディアの活用を事例に
- H19 田口陽子 フィクションとしての親族-ムンバイにおける「流動的な核家族ユニット」と世帯運営
- H20 難波美芸 電気自動車が喚起する未来と過去、人と街の関係-「エコ・ジェントリフィケーション」 の観点から
- H21 田川夢乃 誰が「動物園」の「動物」か?-フィリピン、M 市のカラオケ TV における CCA-顧客関係の事例から
- H22 二文字屋脩 イズムなきアナキズム-ポスト遊動狩猟採集民ムラブリにみる“志向性なきアナキズム”
- H23 山下慶 韓国の軍隊による兵役経験者への影響-「男になる」という観点から
会場 I(中講義棟経済学部第三講義室)
【個人発表】 9 時 00 分―11 時 55 分- I13 吉田航太 ダグラスからガイヤーへ-インドネシアのゴミ問題におけるテクノロジーの絶えざる増殖について
- I14 深山直子 気象災害に対する環礁社会のレジリエンス-2005 年にサイクロンが襲来したクック諸島プカプカの事例より
- I15 佐野文哉 フィジー手話話者はいかに空間を共有するか-生きられた空間としての手話空間
- I16 土田まどか 「聴者も手話を話す村」における言語の境界と変容
- I17 手塚恵子 書き言葉を捨てる-中国壮族の新旧の書き言葉の過去と現在
- I18 岩谷洋史 清酒製造における文書化の役割についての一考察-「経過簿」に焦点をあてて
- I19 兼城糸絵 歴史と観光をめぐるポリティクス-中国福建省のある村落を事例に
- 門馬一平 SAGAE-パプアニューギニアにおける贈与儀礼の記憶(SAGAE – Memory of the Gift Rituals in Papua New Guinea –
- I20 板垣明美 身体技法としてのボールルーム・ダンスの歩行と日常歩行-重心に着目して
- I21 小野五弥子 ダンス教育と現代若者-若者におけるヒップホップの社会的意味
- I22 菅沼文乃 老年者はなぜ、いかに人生を振り返るのか-沖縄都市部の自分史同好会参加者を事例として