第24回風工学シンポジウム

講演情報

口頭講演

風環境(1)

2016年12月5日(月) 13:30 〜 14:42 建築会館ホール (建築会館)

司会:白澤 多一(大妻女子大学)

14:06 〜 14:24

[12] 乱流構造に基づくSGSモデルを用いた都市キャノピー内外の流れ場のLES

○小野 梓1、フック ファムバン1 (1.清水建設株式会社)

キーワード:LES、SGSモデル、コヒーレント構造スマゴリンスキーモデル

コヒーレント構造Smagorinskyモデル(CSM)を都市境界層の流れに適用し,再現される流れ場について標準Smagorinskyモデル(SM)の結果との比較を行った。本稿の計算対象の場合,CSMはSMよりも少ない計算負荷で都市キャノピー内外の風速の時間平均値はSMと同様の結果が得られた。CSMのモデル係数の空間分布はSGS渦粘性係数の分布にも影響を及ぼし,SMとの間に乱流拡散性状の差異をもたらすことが分かった。