コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 強度・力学的性質/マスコンクリート

[L14] 強度・力学的性質Ⅱ

2013年7月9日(火) 13:15 〜 15:15 第5会場 231号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]篠原 保二、[座長(土木)]福留 和人

[L1057] 埋込みセンサを用いた膨張コンクリートの解放ひずみ測定に関する実験的研究

若井 航1,伊藤 始1,西野 哲史2,高畠 依里2 (1.富山県立大学,2.北電技術コンサルタント)

キーワード:膨張コンクリート,拘束実験,コア削孔,解放ひずみ,拘束ひずみ

鉄筋コンクリート構造物の力学性能を精度よく評価するためには,体積変化などによる内部ひずみを考慮することが重要である。本研究では膨張コンクリートの拘束膨張実験およびコア削孔実験を行うことで,コア削孔による解放ひずみの測定手法を検討した。その結果,埋込みセンサを用いた内部ひずみ測定法で安定した解放ひずみが得られること,ならびに一軸拘束状態の供試体では膨張による拘束ひずみと削孔による解放ひずみがおおむね一致することが確認できた。
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