[L1068] 粗骨材の乾燥収縮挙動に及ぼす相対湿度の影響に関する実験
キーワード:骨材の乾燥収縮,相対湿度,静弾性係数,含水状態
鉄筋コンクリート構造物に生じる乾燥収縮は,マトリックスの収縮を骨材が抵抗する機構であり,乾燥収縮を低減させるためには,静弾性係数の大きい骨材を用いる等の対策が必要となる。しかし,骨材自体が乾燥収縮する場合には,コンクリートの乾燥収縮に抵抗する骨材の性能が低下すると考えられる。本研究では,骨材に着目し,相対湿度が骨材の乾燥収縮に及ぼす影響について,乾燥収縮,静弾性係数,含水率,吸水方法を基に実験的検証を行い,粗骨材の乾燥収縮特性について明らかにした。
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