コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 収縮・クリープ

[L40] 収縮・クリープⅣ

2013年7月10日(水) 10:45 〜 12:15 第4会場 224号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]井上 和政、[座長(土木)]綾野 克紀

[L1092] RC部材のひび割れ幅の経時変化に及ぼすコンクリートの乾燥収縮の影響に関する数値解析

須田 晶彦1,下村 匠1 (1.長岡技術科学大学)

キーワード:乾燥収縮,ひび割れ幅

鉄筋コンクリート部材のひび割れ幅は,ひび割れ間のコンクリートの乾燥収縮により経時的に増加する。本研究では,ひび割れ間のコンクリートの乾燥収縮挙動を数値解析により評価した。ひび割れ幅の経時変化の傾向およびこれに及ぼす環境の相対湿度,かぶり,ひび割れ間隔,鉄筋比,コンクリートの配合,ひび割れ発生材齢の影響が合理的かつ適切に表現できることを確認した。著者らが行った室内実験の傾向が再現できること,石橋らが提案したひび割れ発生以降にひび割れ間コンクリートを自由体とみなす計算手法が再現できることを示した。
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