コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 物性一般/ポリマーコンクリート

[L53] 物性一般Ⅰ

2013年7月10日(水) 13:15 〜 15:00 第8会場 131・132号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]中田 善久、[座長(土木)]丸屋 剛

[L1099] 加熱・乾燥を受けるコンクリート部材の含水率分布の実測と解析的検討

酒井 正樹1,人見 尚1,平田 隆祥1,一瀬 賢一1 (1.大林組)

キーワード:コンクリート,加熱,乾燥,含水率分布,数値解析

本研究は,コンクリート模擬部材の乾燥試験および加熱試験を行い,含水率分布の実測と解析による検討を行ったものである。得られた結果を次に示す。(1)一般建築物の壁を想定した厚さ200,300,400mmの模擬部材の乾燥試験を行い,乾燥期間882日までの含水率分布の変化を実測した。(2)マスコンクリートを想定した模擬部材に対して,加熱面の水分逸散条件を変えた片面加熱試験を行い,加熱期間91日までの含水率分布の変化を実測した。(3)熱・水・水蒸気を連成させた水分移動解析により,加熱・乾燥を受ける模擬部材内部の含水率分布の実測結果を概ね再現できることを確認した。
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