コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 塩害/耐久性一般/耐火性

[L78] 耐久性一般Ⅱ

2013年7月11日(木) 09:00 〜 10:30 第7会場 234号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]武田 浩二、[座長(土木)]渡辺 健

[L1119] 表面吸水試験を用いたコンクリート品質評価に関する基礎的検討

古賀 裕久1,渡辺 博志1,河野 広隆2,片平 博1 (1.土木研究所,2.京都大学)

キーワード:表面吸水試験,吸水,骨材,高炉スラグ細骨材,人工軽量細骨材

種々の配合のコンクリートを作製し,表面吸水試験の測定結果に影響を与える要因や測定誤差などについて検討した。その結果,同一の材料を用いたコンクリートの場合,約6時間後の吸水量を測定することで,水セメント比が30~70%の範囲で10%ずつ異なるコンクリートを容易に区別できた。測定時に吸水が及ぶ範囲は,水セメント比や測定前の含水率調整条件によって異なっていた。また,吸水量には,水セメント比だけでなく細骨材の影響が大きく現れる場合があることが明らかになった。
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