コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 塩害/耐久性一般/耐火性

[L80] 耐久性一般Ⅳ/耐火性Ⅱ

2013年7月11日(木) 13:15 〜 15:15 第7会場 234号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]藤本 聡史、[座長(土木)]上田 洋

[L1128] 道路橋RC床版の断面修復における打継ぎ界面付着強度と改善方法に関する実験的研究

後藤 昭彦1,宮永 憲一1,松本 政徳2,渡邉 晋也2 (1.高速道路総合技術研究所,2.日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所   )

キーワード:RC床版,部分補修,断面修復,ハツリ処理,微細ひび割れ,表面処理,付着強度

道路橋RC床版の上面側に発生する部分的な変状対策として,断面修復による部分補修を実施している。しかし,断面修復ではブレーカ等でハツリ処理を行うことも多く,既設コンクリートに発生した微細ひび割れ等の影響による打継ぎ界面の付着強度不足により,短期間で再び変状する場合もある。本報告は,ブレーカ等でのハツリ処理により不足した打継ぎ界面の付着強度を,表面処理などで改善する方法について,試験体による要素実験で検討したものである。その結果,ウォータージェットおよびスチールショットブラストによる研掃や微細ひび割れ補修剤塗布などの方法により付着強度を改善できることが判明した。
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