コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 塩害/耐久性一般/耐火性

[L82] 耐火性Ⅰ

2013年7月11日(木) 10:45 〜 12:15 第8会場 131・132号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]中村 成春、[座長(土木)]岡本 享久

[L1188] 超高強度繊維補強コンクリートの爆裂抑制と加熱後の残存強度に関する検討

川口 潤1,小澤 満津雄1,周 波1,内田 裕市1 (1.岐阜大学,2.岐阜大学)

キーワード:爆裂,火災,UFC,鋼繊維,ポリプロピレン繊維,ジュート繊維,水溶性PVA繊維

火災時の超高強度繊維補強コンクリート(UFC)の爆裂抑制方法を提案するために,各種短繊維を用いたUFCの加熱試験を実施し,爆裂判定試験(400℃,600℃)と加熱後の残存強度試験(200℃,400℃)および通気率試験を実施した。力学性能を付与するために鋼繊維を用い,爆裂抑制繊維として,PP繊維とJute繊維およびWSPVA繊維を添加した。実験の結果,爆裂抑制繊維の種類によって,爆裂抑制効果が異なることが明らかとなった。加熱後の残存強度試験では,200℃加熱しても強度は低下せず,増加する傾向を示した。
論文PDF表示