[L1188] 超高強度繊維補強コンクリートの爆裂抑制と加熱後の残存強度に関する検討
キーワード:爆裂,火災,UFC,鋼繊維,ポリプロピレン繊維,ジュート繊維,水溶性PVA繊維
火災時の超高強度繊維補強コンクリート(UFC)の爆裂抑制方法を提案するために,各種短繊維を用いたUFCの加熱試験を実施し,爆裂判定試験(400℃,600℃)と加熱後の残存強度試験(200℃,400℃)および通気率試験を実施した。力学性能を付与するために鋼繊維を用い,爆裂抑制繊維として,PP繊維とJute繊維およびWSPVA繊維を添加した。実験の結果,爆裂抑制繊維の種類によって,爆裂抑制効果が異なることが明らかとなった。加熱後の残存強度試験では,200℃加熱しても強度は低下せず,増加する傾向を示した。
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