コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » フレッシュコンクリート

[L46] フレッシュコンクリート

2013年7月10日(水) 10:45 〜 12:15 第6会場 232・233号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]小島 正朗、[座長(土木)]近松 竜一

[L1195] MPS法を用いたフレッシュコンクリートのスランプ推定

伊波 咲子1,崎原 康平1,山田 義智1,浦野 真次2 (1.琉球大学,2.清水建設)

キーワード:MPS法,流動シミュレーション,スランプ

本研究は,コンクリートの調合からフレッシュコンクリートのレオロジー定数を推定し,Regularized Bingham modelの流動構成式を用いたMPS法によってスランプの流動シミュレーションを行った。シミュレーションに際し,Regularized Bingham modelで使用されるフィッティング指数(m値)の決定はスランプの流動時間および流動・不動判定の安定性より判断した。MPS法により得られたシミュレーション結果は,設定スランプ12cm以上では良好な結果となったが,設定スランプ8cmでは誤差があった。また,フレッシュコンクリートのMPS法による流動解析の改善点も指摘した。
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