[L1195] MPS法を用いたフレッシュコンクリートのスランプ推定
キーワード:MPS法,流動シミュレーション,スランプ
本研究は,コンクリートの調合からフレッシュコンクリートのレオロジー定数を推定し,Regularized Bingham modelの流動構成式を用いたMPS法によってスランプの流動シミュレーションを行った。シミュレーションに際し,Regularized Bingham modelで使用されるフィッティング指数(m値)の決定はスランプの流動時間および流動・不動判定の安定性より判断した。MPS法により得られたシミュレーション結果は,設定スランプ12cm以上では良好な結果となったが,設定スランプ8cmでは誤差があった。また,フレッシュコンクリートのMPS法による流動解析の改善点も指摘した。
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