[L1200] 中流動コンクリートの合理的な配合設計方法に関する一提案
キーワード:中流動コンクリート,配合設計,単位水量,単位粗骨材かさ容積,漏斗流下時間
中流動コンクリートの合理的な配合設計方法を確立するため,産地や種類の異なる骨材を用いて選定した中流動コンクリートの配合と,レディーミクストコンクリート工場における普通コンクリートの配合を比較し整理した。その結果,レディーミクストコンクリート工場のスランプ15cmの単位水量,スランプ21cmの単位粗骨材かさ容積を用いることで,スランプフロー45cm程度の中流動コンクリートが得られること,中流動コンクリートが適切な材料分離抵抗性を有していることを確認するために,配合選定時に漏斗流下試験を行うことが望ましいことを示した。
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