[L1204] 200N/mm2級超高強度コンクリートの構造体コンクリートに関する研究
キーワード:200N/mm2,超高強度コンクリート,温度依存性,強度分布,長期強度性状
200N/mm2級超高強度コンクリートを3シーズン(夏期・標準期・冬期)において,実機プラントで製造,模擬柱試験体を作製し,構造体コンクリートについて検討を行った。その結果,従来から指摘されている通り,シリカフュームを添加した超高強度コンクリートはコンクリート温度履歴によって強度発現が大きく異なることを確認した。材齢14日程度の初期材齢の高温履歴が強度増進に大きく寄与しており,断熱養生した柱試験体は,いずれの季節も200N/mm2以上の強度となった。また,通常養生の柱試験体は,材齢1年も強度増進し,標準期および冬期の断熱養生と同等の強度となった。
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