コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 強度・力学的性質/マスコンクリート

[L15] 強度・力学的性質Ⅲ/マスコンクリート

2013年7月9日(火) 15:30 〜 17:30 第5会場 231号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]一瀬 賢一、[座長(土木)]宮澤 伸吾

[L1208] マスコンクリートの温度応力解析のための外気温モデルの精度向上に関する研究

中村 秀明1,中村 明彦2,河村 圭1 (1.山口大学,2.テムロ)

キーワード:マスコンクリート,温度ひび割れ,温度応力解析,外気温,最適化,Particle Swarm Optimization

温度ひび割れの発生が予想されるコンクリート構造物については,機能性および耐久性の確保から事前に温度ひび割れに対する検討が行われる。温度ひび割れの検討では,2次元や3次元の温度応力解析が実施されるが,この温度応力解析の最初のステップは,温度解析により温度分布を精度良く求めることである。温度解析では,外気温の設定が必要であり,著者らは全国各地の外気温を簡便に求めることのできるモデルを構築しているが,既存のものはデータも古く,解析に用いた観測点の数も少ない。そこで,本研究では,最新の気象データを用いて,全国各地の外気温を的確に表すモデルの再構築を行い,精度の向上を試みた。
論文PDF表示