コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 強度・力学的性質/マスコンクリート

[L15] 強度・力学的性質Ⅲ/マスコンクリート

2013年7月9日(火) 15:30 〜 17:30 第5会場 231号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]一瀬 賢一、[座長(土木)]宮澤 伸吾

[L1209] セメント量及び打設温度によるコンクリートの断熱温度上昇特性

具 冏謨1,金 圭庸1,宮内 博之1,金 武漢1 (1.忠南大学校)

キーワード:セメント量,打設温度,断熱温度上昇量,温度上昇速度,終結時間

本研究では,コンクリートの断熱温度上昇に影響を及ぼすセメント量と打設温度との関係を検討した。コンクリートの断熱温度上昇特性を評価するためにコンクリート調合を考慮して結合材量を設定し,コンクリート打設温度は25℃及び35℃の2水準とした。その結果,コンクリートのセメント量は断熱温度上昇量と温度上昇速度に線形的関係があり,打設温度35℃は25℃より初期温度上昇速度が急激であったものの,断熱温度上昇の最大温度は同等以下となった。また,コンクリートの練混ぜ後の断熱温度が上昇する時間は,終結時間と高い相関性があり,終結時間を考慮して断熱温度上昇速度を分析する必要がある。
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