コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » 施工/初期欠陥

[L54] 施工Ⅰ

2013年7月10日(水) 09:00 〜 10:30 第9会場 133・134号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]中田 善久、[座長(土木)]丸屋 剛

[L1214] 打重ねがコンクリートの表層透気性に及ぼす影響

加藤 祐彬1,三田 勝也1,加藤 佳孝1 (1.東京理科大学)

キーワード:打重ね,表層透気性,細孔構造,中性化,締固め

コンクリート構造物を構築する上では,打重ねる必要があるが,その場合,上層と下層で打設に時間差が発生し,下層では上層からの圧密を受け,上層では下層からのブリーディングの影響を受ける。特に,構造物の耐久性はかぶりコンクリートの品質が重要となる。本研究では,打重ねがコンクリートの表層透気係数に及ぼす影響について,配合,締固め時間などを変化させて検討した。その結果,打重ねを行った場合,下層部では圧密により表層透気係数が小さくなることや,下層部より中層部の方が,表層透気係数が小さくなることが示唆された。
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