[L1222] コンポジット舗装におけるアスファルト中間層適用に関する研究
キーワード:連続鉄筋コンクリート舗装版,アスファルト中間層,拘束ひずみ,傾斜角
本研究では,セメント安定処理路盤とセメント安定処理路盤の上部4cmをアスファルト中間層に置き換えた連続鉄筋コンクリート版の挙動の違いを把握するため,舗装構造の一部を想定した模擬供試体を作製し,10か月間にわたり温度,ひずみおよび傾斜角を測定した。その結果,アスファルト中間層がある方が供試体端部の拘束ひずみが小さくなること,また傾斜角が大きくなることを確認した。また,供試体端部から採取したコアから,アスファルト中間層の有無でコンクリート版との境界面に入るひび割れの性状が異なることを確認した。
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