[L1240] 低品質再生骨材の含水状態がコンクリートの圧送性に及ぼす影響
キーワード:低品質再生骨材,含水状態,圧送性,間げき通過性,材料分離抵抗性
本研究では,低品質再生骨材の割合と含水状態を変化させたコンクリートの配合を設定して,実機での圧送を実施し,圧力センサーによる管内圧力の測定と圧送前後のコンクリートにおける品質の違いについて検討した。その結果,普通コンクリートと比べ,再生骨材を使用したコンクリートでは,再生骨材の割合が多くなるにつれてスランプ値の低下は抑制され,また同一の配合であっても含水状態の違いによって圧送性,圧送前後の圧縮強度の変動,間げき通過性,材料分離抵抗性は異なるということが明らかとなった。
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