コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » リサイクル/舗装・ダム

[L43] リサイクルⅡ

2013年7月10日(水) 10:45 〜 12:00 第5会場 231号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]笠井 浩、[座長(土木)]堀口 賢一

[L1259] 循環流動層ボイラー灰と高炉スラグ微粉末を結合材とした硬化体の強度性状と耐久性

山下 紘太朗1,佐川 孝広2,岸本 嘉彦1,濱 幸雄1 (1.室蘭工業大学,2.日鐵住金セメント)

キーワード:CFB灰,高炉スラグ微粉末,再生骨材,凍結融解試験,電気泳動試験,硫酸浸漬試験

本研究では,循環流動層ボイラー灰(CFB灰)と高炉スラグ微粉末(BFS)を結合材とした硬化体の強度性状及び耐久性について検討している。養生方法,細骨材,CFB灰の品質の違いが圧縮強度および細孔構造に与える影響は小さい。一方,養生温度,水結合材比の影響はセメントモルタルと同様である。また,CFB灰-BFS硬化体の耐凍害性及び塩分浸透抑制効果はセメントモルタル同様に水結合材比を低くすることで向上する。耐硫酸性は優れるが中性化抗性は低い。
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