コンクリート工学年次大会 2013(名古屋)

講演情報

第35回コンクリート工学講演会 » リサイクル/舗装・ダム

[L43] リサイクルⅡ

2013年7月10日(水) 10:45 〜 12:00 第5会場 231号室 (名古屋国際会議場)

[座長(建築)]笠井 浩、[座長(土木)]堀口 賢一

[L1260] ごみ溶融スラグ細骨材を用いたコンクリートの力学特性に対する養生条件の影響

小川 由布子1,川村 和正2,半井 健一郎1,佐藤 良一1 (1.広島大学,2.呉市)

キーワード:ごみ溶融スラグ細骨材,置換率,養生条件,力学特性

一般廃棄物の再利用のひとつにごみ溶融スラグ細骨材のコンクリートへの活用がある。本研究では,都市ごみ溶融スラグ細骨材を対象に,置換率を要因として基礎物性を検討した。さらに,実構造物への使用を目指し,封かん養生7日後屋内気中暴露した場合の物性を検討した。この結果,ごみ溶融スラグ細骨材を混入したコンクリートは,標準養生においては普通コンクリートと同等の強度を有するが,乾燥暴露した場合,普通コンクリートより強度が低下し,養生条件の影響を大きく受けることを明らかにした。
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